スキップしてメイン コンテンツに移動

Photoshopで暗く影になってしまった写真を、明るくしてみよう(3パターン)

撮った写真が思いのほか暗くなってしまった、というとき、本当は写真を撮る段階で調整するのがベストなのですが、どうしてもこの写真がいいという場合におすすめのPhotoshop技術を3パターンご紹介。

▼元の写真


▼レベル補正を使用


「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」またはショートカットキーでCtr+L(Windows)、Cmd+L(Mac)で操作ウインドウを開きます。

三角のツマミ(△)を動かして全体を明るくします。

簡単に明るさを調整できるメリットがある一方、やりすぎると色まで飛んでしまうというデメリットもあります。



▼シャドウ・ハイライトを使用


「イメージ」→「色調補正」→「シャドウ・ハイライト」とたどって操作ウインドウを開きます。

シャドウの値を大きくすると明るくなり、ハイライトの値を大きくすると影がつきます。

レベル補正では全体を明るく/暗くするのに対し、シャドウでは暗い部分が明るくなり、ハイライトでは明るい部分が暗くなります。

なので、部分的に明るくしたい/暗くしたいという場合におすすめです。



▼HDRトーンを使用


HDRトーンを使用するとHDR風な写真を作ることができます。
HDRでは、人間が目で見たイメージにより近い写真を再現することができます。

「イメージ」→「色調補正」→「HDRトーン」をたどって操作ウインドウを開きます。

デフォルトでは明暗・コントラスト・彩度(鮮やかさ)の強い雰囲気になるので、値をいくつか抑えつつ調整します。



上記3つの方法とも、操作ウインドウの「プレビュー」をチェックのオン/オフを切り替えると、プレビューしながら値の調整ができます。

元となる写真の明るさや、雰囲気に合わせて使い分けたり、複数の方法を合わせて加工してみるとよいですね。




Written by Creative Flake

コメント

このブログの人気の投稿

ブログ移転のお知らせ

いつもご覧いただきありがとうございます。 当ブログは下記URLへと引っ越しました。 http://blog2.creativeflake.com/ 今後はこちらをご覧ください!!

太字にしても文字を潰さない方法「太字に強い無料の日本語フォント」付き

PhotoshopやIllustratorなどで、太文字を書きたいとき文字がつぶれて見づらいことはありませんか? つぶれ文字の場合 文字がつぶれてしまった場合の多くは、 ・ボールド「B」で太くしている ・枠線をつけて太くしている こういうケースが多く見られます。 これは、元の文字の外側に太線をつけるため、スキマが埋められてしまうことでつぶれて見えるためです。 つぶれない文字にするには 文字をつぶさないようにするには、文字そのもののウェイトで調整します。 ウェイトというのは「太さ」という意味です。 例えば、「●●ゴシック-M」とか、「▲▲明朝-W3」などという、フォント名の最後にアルファベットや数字がついているのを見たことはありませんか? まずはフォント(文字)を選ぶ際に、ウェイトのバリエーションが存在するかどうか確認してから使うことをおすすめします。 太字にできる無料の日本語フォント そもそもどんなフォントが太字のバリエーションがあるのか、今回は無料の日本語フォントを紹介します。 M+フォント やや丸みのあるやさしいイメージのゴシックフォント。 極細から太字までフォントウェイトがあります。 【ライセンス】商用・非商用可。利用、複製、再配布可能。 配布サイトでダウンロード Kazesawaフォント こちらも丸みのある、認識性の高いフォントです。 エクストラライトからエクストラボールドまで6種類のウェイトがあります 【ライセンス】SIL Open Font License準拠 配布サイトでダウンロード 源ノ角ゴシック AdobeとGoogleが共同開発したオープンソースのフォントです。 エクストラライトからヘビーまで7種類のウェイトがあります 【ライセンス】SIL Open Font License準拠 配布サイトでダウンロード Rounded M+ 丸ゴシックのかわいい感じなのに品のあるのフォントです。 また、「標準」、「丸さ強め」、「丸さ弱め」からも選んでダウンロードが可能です。 【ライセンス】商用・非商用可。利用、複製、再配布可能。 配布サイトでダウンロード Written by Cr...

CSSでドット絵を描いてみよう

ドット絵(ピクセルアート)は1980年代ごろのパソコンやゲーム機で、最もよく使われた画像の表現方法でしたが、パソコン等の高解像度化にともなって、ドット絵を使われることはほとんどなくなりました。 以前は解像度が低かったため、写真や画像を今のようにきれいに表示することができなかったので、ドットで描画することが主流でした。目で見てピクセルだと分かる範囲がドット絵と呼ぶそうです。 今だからこそ逆に斬新、かわいいと思うこともあるのですが、せっかくなのでドット絵をCSSだけで描画したいと思います。 もちろん、こんなチョコボを描くことも余裕でできます。 ドット絵に使うCSS HTMLやCSSを使って描く表現方法はさまざま考えられますが、今回は「box-shadow」のみで描いていきたいと思います。 box-shadowでドットを描く HTML <div></div> まずHTMLには空のdivを用意してあげます。これだけでHTMLは完成です。 CSS div { background: transparent; width: 10px; height: 10px; box-shadow: 0 10px red, 10px 20px blue, 20px 10px green; } CSSは基点<(0, 0)の場所>をtransparent(透明)とし、基本となるドットの大きさを縦、横ともに10pxずつと設定します。 そのときに、基点から下へ10pxの箇所に赤いドットを、右へ10px、下へ20pxの箇所に青いドットを、右へ20px、下へ10pxの箇所に緑のドットを描画します。 ↓↓↓こんな感じで表示されます 本来box-shadow(ボックスシャドウ)は指定した要素に立体っぽく影をつけるCSSなのですが、ぼかし具合を入力しないことでゼロ、つまりただの直線として認識されます。 ざくざく作っていこう こんな感じで、ドット絵を書いていくには元画像を準備し、ピクセル単位で描画していきます。 チョコボを描く(HTML) <div id="chocobo...