こんにちは、クリエイティブフレークです。
きょうはHTML5から新しく追加されたタグ、
<header></header>
<nav></nav>
<article></article>
<section></section>
<footer></footer>
これをIE6やIE7といった古いバージョンのブラウザに対応することが正しいのかということを、考えてみたいと思います。
そもそもHTML5から新しく追加された、上記のようなタグを使うメリットについて考えてみると、
・ソースコード内が簡潔になる
・classやidを付けなくとも、誰が見てもどの部分なのかが分かりやすい
・複数人でサイトを管理する場合、ルール決めが明確
・検索ロボットにも分かりやすい(?)←憶測
そういったところでしょうか。
これまでは困ったときの<div>のように、『divタグを連発してどこが対になってるの!?』ってことも少なくなるのでしょう。
逆に、新しいタグを使うデメリットとして、今回の検討項目のような、古いブラウザに対応できない。
対応させる方法はあるけれども、JavaScriptを読み込ませる必要があります。
もちろん、そういった古いブラウザも少なくなってきているのが事実ですし、JSを読み込ませちゃえば一件落着なのですが、これって矛盾では?と感じます。
せっかくタグをすっきり、ソースコードも短くなった訳なのに、これまでより重いファイルサイズのJSを読ませて、PCに負荷をプラスするなんて……
やっぱり制作者だからそういった新しいタグを取り入れたい気持ちはよく理解できるし、新しい技術を取り入れることは良いことだと思います。
でも、それって制作者のエゴであり、お客さんやユーザーからすると、どっちでもいいことなんです!!
それならば、ユーザーがまだ古いブラウザを使用してるサイトの場合、もうちょっと様子を見てもいいのではないでしょうか?
私自身はスマートフォン専用サイト以外は、これまでのタグで丁寧に記述していくことの方が、今の時代に合った、エコなソースコードだと考えています。
【参考までに】
HTML5から新しく追加されたタグを古いブラウザに対応させるJS
http://code.google.com/p/html5shiv/
Written by Creative Flake
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