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【JavaScript基本から 第2回】出力方法





出力方法

JavaScript を出力(表示)するには色々な方法があります。
最も多いのが次の4種類

  • 警告ダイアログ window.alert()
  • HTMLに直接文字を書き出す document.write()
  • HTMLの要素に中身を書く innerHTML
  • コンソール上に表示する console.log()


これらの使い方を一つずつ見ていきます。



警告ダイアログ window.alert()

記述例
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<script>
window.alert('今日はいい天気ですね');
</script>

</body>
</html>

この場合、ページを開いた瞬間にメッセージ「今日はいい天気ですね」がポップアップメッセージで表示されます。



HTMLに直接文字を書き出す document.write()

記述例
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<script>
document.write('今日はいい天気ですね');
</script>

</body>
</html>

この場合は、ページの中に表示されます。



HTMLの要素に中身を書く innerHTML

記述例
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<p id="msg"></p>

<script>
document.getElementById("msg").innerHTML = '今日はいい天気ですね';
</script>

</body>
</html>

document.write() は、スクリプトを書いた場所に直接文字を出力するのに対し、innerHTMLでは、出力したい場所をHTML内のID名で指定し、そこに書きだしています。

この例の場合は、 ID名msgを持った p タグの中に、メッセージが組み込まれます。



コンソール上に表示する console.log()

記述例
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<script>
console.log('今日はいい天気ですね');
</script>

</body>
</html>

コンソールではページ上には表示されません。

コンソールを表示するには「F12」キーを押すか、ページ上で「右クリック」→「検証」など、各ブラウザの表示方法を参照してください。





Written by Creative Flake

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