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デザインに7:3の法則を利用してみよう

紙やWebサイトでデザインをするとき、またはレイアウトを考えるとき、「気持ち的にしっくりくる感」も重要です。

たとえば、左右に写真と文字を配置しようと考えたときに、それぞれをどういう大きさで置きますか?

実際にサンプルを見ていくと…



▼5:5に配置した例


写真と文字をちょうど半分ずつ置くと、悪くないのですが、

でも何だか窮屈感というか、視点の移動距離が大きいとも感じるというか……



▼7:3に配置した例


一方7:3に配置した場合は気持ち的にすっきりして、まとまった様に見えます。

これは「7:3の法則」と呼ばれているそうですが、7:3に限らず、6:4でも、ちょうど半分にはしないことが、落ち着く人が多いという。

また5:5にしないことが、「単調さの回避」という面でも役立つレイアウトです。



「黄金比」という言葉は一度は耳にしたことがあるかと思いますが、黄金比は

1 : {1 + sqrt(5)}/2(1対2分の1+ルート5)≠1:1.618

これが最も美しい比だと言われています。

*2次方程式 x^2-x-1=0の解に由来しています。



概算で、6:4=1.5:1 なので、6:4よりもやや比を大きくすると、黄金比に限りなく近くなります。



7:3というのもたとえば海と陸は7:3で構成されているなど、人間が生まれ持った感覚と近い要素があるのかもしれない、と考えています。



黄金数にしても、フェルマーの最終定理にしても、美しいといわれる数式ほどシンプルで無駄がなく、エレガントな数学だといつも思います。




Written by Creative Flake

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