スキップしてメイン コンテンツに移動

iBooks風な電子ブックを作ろう



PCやスマートフォン、タブレットで閲覧可能な、iBooks風な横スクロールのページを作ります。

デモページはこちら



今回の作成のポイントは
1. ブラウザの高さを100%(目一杯に)
2. 2カラム表示
3. Webフォントを取り入れる



1. ブラウザの高さを100%
JavaScriptで実現しましょう。

JavaScriptのサンプル

var scrollLeft = function () {
    window.scrollTo(window.scrollX - window.innerWidth, 0);
};
var scrollRight = function () {
    window.scrollTo(window.scrollX + window.innerWidth, 0);
};
document.body.addEventListener('click', function (e) {
    e.preventDefault();
    if (e.clientX > window.innerWidth / 2) {
        scrollRight();
    } else {
        scrollLeft();
    }
});



2. 2カラム表示
CSS3で実現しましょう。

CSSのサンプル

* {
 box-sizing: border-box;
}
html {
 height: 100%;
}
body {
 height: 100%;
 padding: 2em;
 font-family: Helvetica, Arial, sans-serif;
 -webkit-column-count: 2;
 -moz-column-count: 2;
 column-count: 2;
 -webkit-column-gap: 4em;
 -moz-column-gap: 4em;
 column-gap: 4em;
}
h1, h2, h3, h4, h5, h6 {
 color: #049bb5;
 font-family: 'Roboto Slab', serif;
 text-align: center;
}
.title-display {
 margin-bottom: 6em;
}
p {
 text-indent: 2em;
}
#copyright {
 color: #aaa;
 font-size: 80%;
}

ここでは column-count という「カラム数を指定する」CSSを使用しています。
サンプルでは2カラムなので2としていますが、3カラムにしたい場合は3と、数値で指定しましょう。

3. Webフォントを取り入れる
今回、タイトル部分にWebフォントを使用しました。

GoogleでWebフォントを配布しています。適宜好きなフォントに変更してください。



iBooks風な電子ブックのデモページはこちら



【本の著作権について】
今回のサンプルは、著作権の切れた本を例として表示しています。
ちょうど著作権の期限に関する議論が行われていますが、本の著作権は、「著作者の死後50年までが原則」とされています。(2015年2月時点)
Webサイトやブログなどで引用する際は、注意して利用しましょう。




Written by Creative Flake

コメント

このブログの人気の投稿

ブログ移転のお知らせ

いつもご覧いただきありがとうございます。 当ブログは下記URLへと引っ越しました。 http://blog2.creativeflake.com/ 今後はこちらをご覧ください!!

太字にしても文字を潰さない方法「太字に強い無料の日本語フォント」付き

PhotoshopやIllustratorなどで、太文字を書きたいとき文字がつぶれて見づらいことはありませんか? つぶれ文字の場合 文字がつぶれてしまった場合の多くは、 ・ボールド「B」で太くしている ・枠線をつけて太くしている こういうケースが多く見られます。 これは、元の文字の外側に太線をつけるため、スキマが埋められてしまうことでつぶれて見えるためです。 つぶれない文字にするには 文字をつぶさないようにするには、文字そのもののウェイトで調整します。 ウェイトというのは「太さ」という意味です。 例えば、「●●ゴシック-M」とか、「▲▲明朝-W3」などという、フォント名の最後にアルファベットや数字がついているのを見たことはありませんか? まずはフォント(文字)を選ぶ際に、ウェイトのバリエーションが存在するかどうか確認してから使うことをおすすめします。 太字にできる無料の日本語フォント そもそもどんなフォントが太字のバリエーションがあるのか、今回は無料の日本語フォントを紹介します。 M+フォント やや丸みのあるやさしいイメージのゴシックフォント。 極細から太字までフォントウェイトがあります。 【ライセンス】商用・非商用可。利用、複製、再配布可能。 配布サイトでダウンロード Kazesawaフォント こちらも丸みのある、認識性の高いフォントです。 エクストラライトからエクストラボールドまで6種類のウェイトがあります 【ライセンス】SIL Open Font License準拠 配布サイトでダウンロード 源ノ角ゴシック AdobeとGoogleが共同開発したオープンソースのフォントです。 エクストラライトからヘビーまで7種類のウェイトがあります 【ライセンス】SIL Open Font License準拠 配布サイトでダウンロード Rounded M+ 丸ゴシックのかわいい感じなのに品のあるのフォントです。 また、「標準」、「丸さ強め」、「丸さ弱め」からも選んでダウンロードが可能です。 【ライセンス】商用・非商用可。利用、複製、再配布可能。 配布サイトでダウンロード Written by Cr...

jQueryの基本「セレクタを理解しよう」

jQueryとJavaScriptの2回目。 今回はよく聞くけどよく分からない「セレクタ」について。 See the Pen jQuery[Basic-2] by CreativeFlake ( @creativeflake ) on CodePen . サンプル中のボタンをクリックすると、上のテキストが消えます。 JSの解説 $(document).ready(function(){ $("button").click(function(){  //buttonをクリックすると次の関数を実行 $("p").hide();        //pタグを非表示にする }); }); ここでは  「何を」=buttonタグを  「どうすると」=クリックすると  「何が」=pタグが  「どうなるのか」=非表示にする という一連の流れがあります。 「セレクタ」"Selector"は、英語で"Selection(選択)"の派生なので、何かを選んでいるんだ、という風に思ってください。 jQueryでは「任意の要素、範囲を指定する」という意味があるのがセレクタです。 ではさっきの例題を少し変えて、「ボタンがクリックされたら、ボタンが消える(テキストは変化しない)」という動作をしたい場合、どうすればよいでしょうか? セレクタ自体を動作させるには"this"を使います。 See the Pen jQuery[Basic-3] by CreativeFlake ( @creativeflake ) on CodePen . JSの解説 $(document).ready(function(){ $("button").click(function(){  //buttonをクリックすると次の関数を実行 $(this).hide();        //これ(buttonタグのこと)を非表示にする }); }); この"this"はjQueryでは頻出するので、ぜひ覚えて利用できるようになりたいですね。 ...